ミシンは、2年3年4年と動かさない期間が長くなっていくと、
中が固着していくため、だんだんと思い通りに動かなくなっていきます。
縫い目が細かくなってしまったり、針がジグザグに振らなかったり、
ボタンを押しても(コントローラーを踏んでも)動かなかったり。
でも、縫うものがないから使えない。という方、ぜひ次のことを行ってください。
1.まず、上糸がかかっていましたら外してください。
2.はぎれか、無ければティッシュみたいなもので構いませんので、縫うときと同じように
押さえの下にセットしてください。
3.まず直線からミシンを動かします。カラ縫いをします
左のタイプだと、1番か2番の模様です
4.縫い目の長さが調節できるものは、一番大きくして動かしたり、小さくして動かしてみて
ください。
5.次にジグザグもちゃんと動くか確認です。
写真のミシンだと5番の模様です。
振り幅が調節できるタイプなら、最大の振り幅にして行いましょう
6.最後に裁ち目かがりです。(写真で8番の模様)
押さえは、直線ジグザグ用の基本押さえのままで大丈夫です。交換する必要は
ありません。
(念のためにボタンホールもちゃんと確認できれば完璧です
そこまでやる必要もないとはおもいますが)
使い過ぎも故障の原因になりますが、使わな過ぎも故障の原因になるものです。
最近はこの傾向の修理も増えてきています。
最低1年に1回は、上記の作業をして確認していただければ、ミシンが
動くに必要な部分がほぼ動く形になりますので、これだけでも故障率は
かなり低くなると思います。
あと、返し縫いの確認もしておいてくださいね。
梅雨明けの頃や、寒い日が続いた後なんかは、特に効果的な作業になります。
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