2013年8月24日土曜日

1年以上ミシンを動かしていない方読んでください

ミシンは、2年3年4年と動かさない期間が長くなっていくと、

中が固着していくため、だんだんと思い通りに動かなくなっていきます。

縫い目が細かくなってしまったり、針がジグザグに振らなかったり、

ボタンを押しても(コントローラーを踏んでも)動かなかったり。

でも、縫うものがないから使えない。という方、ぜひ次のことを行ってください。

1.まず、上糸がかかっていましたら外してください。

2.はぎれか、無ければティッシュみたいなもので構いませんので、縫うときと同じように
  押さえの下にセットしてください。

3.まず直線からミシンを動かします。カラ縫いをします
 

左のタイプだと、1番か2番の模様です















4.縫い目の長さが調節できるものは、一番大きくして動かしたり、小さくして動かしてみて
  ください。

















5.次にジグザグもちゃんと動くか確認です。
  写真のミシンだと5番の模様です。
  振り幅が調節できるタイプなら、最大の振り幅にして行いましょう

6.最後に裁ち目かがりです。(写真で8番の模様)
  押さえは、直線ジグザグ用の基本押さえのままで大丈夫です。交換する必要は
  ありません。

  (念のためにボタンホールもちゃんと確認できれば完璧です
   そこまでやる必要もないとはおもいますが)

 使い過ぎも故障の原因になりますが、使わな過ぎも故障の原因になるものです。

最近はこの傾向の修理も増えてきています。

最低1年に1回は、上記の作業をして確認していただければ、ミシンが

動くに必要な部分がほぼ動く形になりますので、これだけでも故障率は

かなり低くなると思います。

あと、返し縫いの確認もしておいてくださいね。

梅雨明けの頃や、寒い日が続いた後なんかは、特に効果的な作業になります。




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