今日は、昨日の続きでミシン糸のお話です。
見かけるミシン糸の番手としては、90番・80番・60番・50番・30番・20番があります。
ミシン糸は針と逆で数字が大きくなると、細くなっていきます。(なーんでかわかりません)
この中で20番のミシン糸、かなり太いです。これをミシンで使うには、糸がスムーズに出て
くるように、16番の太い針を使わないと(針穴が大きいもの)いけません。
もう一つ、最近のミシンは水平釜(ボビンケース不要のボビンを上からポンとセットする)の
ミシンを使われている方が多いと思いますが、下糸の調節ができない為、どうしても20番の
糸を使用すると下糸が強くなりすぎて、上糸を強くしても調節がとれなくなってしまいます。
という理由から、特に水平釜のミシンではあまりお勧めできません。
あと、ミシン糸の種類なんですがこれもいろいろありますよね、
綿・絹・ろうびき・ポリエステルなどなど。
まず、綿と絹なんですが、日本は湿度が高くなるのと乾燥する時期があり、どうしても
その湿気を含んだり乾燥したりして、糸が弱くなり切れやすくなってしまいます。
洗濯したりしてもそのことが言えます。特に時間が経過した綿・絹は手で糸を左右に
軽く引っ張るだけで切れてしまいますので試してみてください。
その点、ポリエステルは化繊なので、水分を含みにくく丈夫です、あと、縫い目もきれいに
出やすいのでお勧めです。
最近では、どこのミシン糸売り場コーナーを見ても、色数が豊富に揃っているのは、
ポリエステル製品が多くなっているのでわかりやすいと思います。
ただ、これにもピンからキリまであって、毛羽(ケバ)の多さが糸メーカーによって違ったりします。
毛羽が多すぎるのも、無いのもよくありません。適度な毛羽があるのがいいんです。
そしたら、どうやって選んで買ったらいいの?これが言葉で説明するのがむずかしー
とりあえず、安すぎるのは・・・・(ミシン糸メーカーの回し者ではありません)
当店にご来店の際は、“お勧めのミシン糸は何”とお問い合わせください
長々と文章だけになってしまいましたが、ミシン糸で縫い目がかなり左右されることも
知っておいてください。
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